ふうせん


ふうせんを持った子が

そばにゐて、

私が持つてるようでした。


ぴい、とどこぞで

笛がなる、

まつりのあとの裏どほり。


あかいふうせん、

ひるの月

春のお空にありました。


ふうせん持つた子が

行いつちやつて

すこしさみしくなりました。